習近平トランプ氏に自制要請

昨日8月12日金午後の日経新聞の報道です。

習氏、トランプ氏に自制要請朝鮮半島緊張回避を

北京高橋哲史中国の習近平国家主席は12日米国時間11日夜、トランプ米大統領と電話で協議し、核ミサイル開発を加速する北朝鮮と米国の対立が激しくなっていることに関連し関係各方面が自制し、朝鮮半島の緊張が高まるような言行を避けるよう求めると述べた。中国国営の中央テレビが伝えた。

習氏は朝鮮半島の平和と安定を守るのは共通の利益であると強調したうえで朝鮮半島の核問題は対話と協議を通じた政治的な解決をめざすという大きな方向を堅持すべきであると訴えた。

トランプ氏は中国が朝鮮半島の核問題で発揮する影響力を十分に理解している。米国は引き続き、中国と重大な国際地域問題への対応で緊密な連携を保っていきたいと語った。

習氏はトランプ大統領の年内訪中を重視している。お互いに努力して準備を進める必要があるとも述べ、ぎくしゃくしている米中関係の改善に期待を示した。

転載日経新聞2017/8/1214:05

それが中国側の目論みでしょう。

北朝鮮がグアムに包囲攻撃をしかけようがしかけまいが、このまま米国が軍事力を何も行使せずに、あくまでも外交で問題解決を図ろうとするならば、中国側の目論みどおりになるでしょう。

その暁には、米国本土を直接、核攻撃できる能力を保有した北朝鮮の核問題の解決は半永久的に不可能になります。

以前に比べて北朝鮮のコントロールが格段に難しくなったとはいえ、パクスアメリカーナを過去のものとして葬り去り、現代の地球を華夷秩序で支配しようとしている中国にとって、米国の眼前に大陸間核弾道ミサイルで武装した北朝鮮が立ちはだかる。こんな望ましい状況は他にないでしょう。

中国共産党膨張主義に対して、自国の安全保障をどのように確保するのか。日本を取り巻く安全保障環境は一段も二段も厳しさを増すことでしょう。

日本は国内的にも、自国の安全保障を弱めようと活動する様な勢力、左派マスメディア、共産党、左翼団体などが存在する中で、今後の我が国の政権がどのように対応していけるか。

今後の数十年、百年の日本の行く末を考えるうえで、我が国の保守派は安穏としていられない厳しい時代を迎えています。